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| 発行日 | =2000年12月3日 | ソース | =朝刊 |
| 面 名 | =日曜版2 | ページ | =42 |
| 発行社 | =東京 | 文字数 | =425 |
日焼けをすると「しわ」ができやすいといわれる。このしわに、ある酵素が深くかかわっていることが、資生堂基盤研究センターの薬剤開発研究所の分析でわかった。
皮膚は、表皮や真皮などの組織が層をなす。最も表面にあるのが角質層。その皮膚に張りがあるのはコラーゲンなどのおかげ。これらが分解されると、しわができてしまう。
ところが、コラーゲンに紫外線を直接あてても分解しなかった。そこで研究所はゼラチナーゼという酵素に着目した。コラーゲンなどの線維成分を分解する酵素だ。
まず、顔の表皮を調べた。酵素は真皮と接する部分の表皮細胞でつくられていて、それが角質層まで及んでいた。次いで四十五歳以上の女性六十人の協力を得て角質層を調査。顔ではほとんどの人でみられたが、紫外線が当たりにくいおなかなどにはなかった。
猪股慎二主事は「米の研究所が、紫外線でゼラチナーゼ遺伝子が働くことを証明している。ゼラチナーゼがしわ形成の促進因子になっていることを示している」と話す。

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